SLの白い家

  

先週、meshstudioの紹介をしました。通常プリムをメッシュにしてくれるソフトです。
このソフトは、リンデンが意識するしないにかかわらず、ＳＬをモデラーとして使えることを初めて示しました。つまり、ＲＬの業務に使えるのですｗ。
ＳＬはゲームだと社内体制整えたらしいリンデンですが、皮肉にも住民が作ったソフトはＳＬを外部に目を向ける基地にしてくれたのです。
設計業務を手がけている方々におすすめです。ＳＬで３Ｄイメージ作って、それをもとに図面におとしていくワークフロウができます。
とはいっても、日本の方もすくなくなってきたいま、どれだけ声が届くかはなんともいえませんが・・・・。  

住宅展示場のショップの大きな架構は1種類のスカルプユニットからできています。
9本の角材が１ユニット。もとはＳＩＭの水道橋用に作ったものです。
ＳＩＭの火の塔にも使っています。このようにあちこち利用できるのが形態言語たる所以です。
シンプルな構想から複雑に見える形を創りだす。ＲＬではできそうもないけどトレーニングにはなりますか。ＳＬは実験の場としてはいい環境かとおもっています。  

住宅展示場とシャングリラのランドスケープアーキテクチャー。骨格がようやくできたって感じ（何年かかるんだ＾＾；）。
左側が住宅展示場、右側がシャングリラ。丘に覆いをかけたのが住宅展示場、丘の水の塔と人工の丘の火の塔にはさまれたのがシャングリラ。ＳＬの地形を利用したランドスケープです。
ＳＬでもあるようでない風景ですので散步しにきてください＾＾。フリーの花や住宅もあります。  

スケッチアップで半球をゴコボコにしてアップした雪の帽子です。
ご存知のように、オブジェクトの大きさによって敷地で消費されるプリム数が異なります。１ｍ×１ｍ×１ｍで２プリム相当５ｍ×５ｍ×５ｍで７プリム相当、１０ｍ×１０ｍ×１０ｍで１５プリム相当、２０ｍ×２０ｍ×２０ｍで２５プリム相当になります。
アップしたときは５ｍ×５ｍ×５ｍぐらいで１１ｌ＄でした。
どーも納得行かないんですよね。スカルプならどんなに大きくても１プリムでしょ。明らかにメッシュで建物作るの不利ですよね。アバタとか家具なぐらいの大きさならいいのかも。
外部のcadで建物全部メッシュで作り込んでアップしたら、えらい金額になるだろうし、しかもプリム数消費してしまうから、競争力なくなりますね。
メッシュはｓｌを外部の世界のデータを近いものにしたのですが、こうガチガチにプリム計算決めていると、おそらく外部からの素晴らしいcadデータの持ち込みはないのではないかという気がします。データのアップ料とプリム相当の計算で高い関税障壁を作ってるというわけですw。
ま　そんなことで、まだまだメッシュの試みは続くのでしたｗ。

  

klaar space designの海底住宅ショップの真上の海上には、湾の真中にへそのように東屋をつくりました。それがよくわかるｓｓがとれたので載せました。ＳＬの空と海をつなげるのもおもしろいです＾＾。

住宅展示場http://slurl.com/secondlife/Nueltin/168/141/21/
  

ソーラー発電です。ＲＬのは平板を並べるだけですので、ＳＬでは葉をイメージして作りました。このほうが効率よいように思いますが、はてどうでしょう。なぜかゆっくり回ってますｗ。
これで、風、水、太陽を使った自然エネルギー利用の三部作ができました。
先日展示場に見えた方と話していて、あと波力発電があるかも。  

ＳＩＭ境の水道橋に水車を組み込みました。トンボの風車に続く自然エネルギー利用です。いまどきの水車の形をしていて５プリムです。  

トンボの羽の風車です。羽の形だけトンボの。単純化してます。実際回るかわかりませんがｗ、ＳＬではまわります。
電気で動いてるとかいわれそうですが、これは脱原発の意思を形にしたものです。平和な未来をつくるべきだとおもいます。
住宅展示場（風の湾の丘）の風車を全部これにかえました。
１１プリムです。  

シャングリラの大滝はいままで出来合いの滝を編集して使っていましたが、テクスチャーがプリムにくっついていて１０ｍ角までしかできませんでした。それゆえプリムが多めになってました。
そこで大きいスカルプを使ってプリム数とスクリプト数をを１／４にして表現もあらためました。
滝のテクスチャーはいいのが売ってなくて作りました。岩肌を流れ落ちる水を表現したかったので崖のスカルプを下敷きにして流れのプリムを透過させてみました。
水道橋の滝のテクスチャも同じにして、谷間の表現はだいぶシェイプアップしました。

３月の散歩はぜひシャングリラへ＾＾。

シャングリラ；http://slurl.com/secondlife/Gulquac/1５２/1４１/２７  

くろっぽいドームがお食事休憩所、白っぽいドームがラブスポット。ドームはこのほか海底などにありますが、すべてリニューアルしてプリムを約四分の一にしました。

シャングリラ；http://slurl.com/secondlife/Gulquac/1５２/1４１/２７  

この三つの塔はシャングリラの南隣のクラフト村にありますが、ＳＩＭリニューアルの一環でプリムを三分の一にへらしました。ラグとかソファがおいてあります。
  

simのリニューアルの一環として龍の塔を作り直しました。これは基礎の構造があるのですが、かなり複雑に＾＾；。ただしプリムは半減してます。ここは読書できたりラグがありますがそれらはかわりません。

シャングリラ；http://slurl.com/secondlife/Gulquac/1５２/1４１/２７  

サーバーが変ったせいかsimが重くなっていました。それで大幅なプリム削減をしようと眼につくとこからはじめています。水道橋は木造とし１ユニットあたり半分のプリム数に。シャングリラＳＩＭはリフレシュ中です。  

メッシュサンドボクスにいってしっかりした建物をみてきました。

建物にとってメッシュは何がいいかといえば、丸いものは丸くシャ－プなものはシャープにみえるということでしょうか。それは設計の巾が広がることでもあります。イメージの巾がひろがります。また、よりリアルにみせられるということにもなります。
もっとも、既存の３ｄＣＡＤや２ｄＣＡＤを使いこなせないと形はできませんが＾＾；。

ＡＢＡＴＡ等の映画のＣＧやコマーシャル等のＣＧはメッシュでほとんどができているから、ＳＬの世界も同じ基盤をもつことになって、あとはリアルタイムレンダリングの性能しだいということでしょうか。

正式サポートがとても楽しみです。



  

マニアックですがｗ、前に紹介した*nonino* さんの製図版が発売されました。（PLUTO+ と*nonino*の違いがイマイチ理解してないですが）
製図版は自分でつくってしまったのですが、すばらしいので購入しました。
ま　設計は孤独な作業です＾＾。

http://slurl.com/secondlife/Bacio/202/37/24
  

アンドレパラディオによるルネサンスの名建築が再現されていました。ランドスケープは実際とはちがいますし完全な復元ではないようですが、十字正対称なプランをたっぷり味わえます。みたいなとおもってもいってないので、ＳＬでみれてうれしかったです＾＾。
http://slurl.com/secondlife/Westphalia /69/206/25
  

住宅のショップの屋根ですが、ムクリをつけています。ムクリとはカーブをつけるようなものですね。まずは屋根勾配方向。それから軒先。
ムクリをつけないと目の錯覚でまっすぐにみえないというＲＬの建築の教えです＾＾。シリンダーでつくれるんでショップによってムクリの角度をすこしずつ変えています。  

かなり遅いですが、ようやく影をつけてみました。すでに多くの方の報告があるので、影の出し方は載せませんが、ビューワー２でだしました。ｓｓもとれます。
プリム削減した住宅の新シリーズの看板用のｓｓに使いました。
僕の作る家は影が出てナンボでして、影がないとなんだこれってかんじなので、とてもうれしいのです。
まあ、作業はなんとかこなせるぐらいのスピードでできました。ビューワー２もはじめてで戸惑いが多く時間はかかりました＾＾；。
影が時間によって動き、窓にカバーかけると暗くなるし、おもしろいものですが、まだまだ未熟ですので気楽には使えませんね。
光と影と風が僕の住宅の基本テーマです。
ＳＬはいいとこわるいとこ混在でながれてるようです。

ちなみに、ビューワ２からビューワ１．３６にもどるとパラメータ設定がすべてリセットされてチャットログがなくなってしまいました＾＾；。
  

コードメーカー使ってスカルプ瓦つくりました。瓦三枚が限度でした。瓦3枚で１ユニットつまり１プリム。上のｓｓの使い方で瓦は36プリム。テクスチャーがうまくついたので、そのうち売出すかも＾＾。
住宅展示場の隅においてあります。
場所；http://slurl.com/secondlife/nueltin/168/141/21  

ここまで再現されていると、神々しい雰囲気がありました。メインランドの教会でした。外部はあっさりとしていてネオルネサンス調だったので、正確な再現ではないかも。